窮屈病という病気

窮屈病の特徴

目の前のものがぼやけてみえる。
目がかすみ、文字が二重に見える。
目薬で改善できない謎のぼやけ。

この原因不明のぼやけを世界で始めて謎を突き止めた、 東京都千代田区井上眼科病院若倉先生。
2011年1月に初めて見つかった病気です。

窮屈病の実際の症例

目に見えない小さなズレが作り出した病の正体とは?

女性43歳 車で塾に通う娘の送り迎えと家事。
運転中の目のぼやけ。
遠くのものが見えなくなってきた。

眼鏡店で近視が進んでいますねと新しい眼鏡を作ることに。
目のぼやけは無くなった。
その1ヵ月後、ふと気づくとまたあのぼやけが発生。
ぼやけが悪化していた。

すぐに近所の眼科クリニックに行った。
眼鏡をしていても遠くがぼやけるようになった。
老眼ではなさそうですね。
眼底、眼圧、水晶体の検査を受けた。

ファーストオピニオンは眼精疲労

眼精疲労とは眼球を動かす筋肉が疲れる。
ぼやけやかすみ、痛みを感じる状態のこと。
パソコン、睡眠不足、ストレス、加齢でも生じる。

特徴は眼精疲労の目薬でも治らない

目の疲れをとれる目薬を使う。
目のマッサージも行った。
しかし、物が2重に見えるようになった。

総合病院の眼科を受診。
脳に異常があるかもしれないのでMRIもしておく。
脳に問題はなかった。
だが自転車をよけようとすると、1台の自転車が2台に見える。
専門病院で検査したところ、『窮屈病』と診断された。

窮屈病の特徴